公益財団法人日本住宅・木材技術センター(東京都江東区)はこのほど『木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年度版)』(通称グレー本)を全面的に改訂。10月16日に『木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2025年度版)』(新グレー本)として発刊する。改訂にあわせ、改訂箇所を解説するセミナーを、11月から12月にかけて全国4会場で開催する。
グレー本は、木造住宅の許容応力度で最も広く利用されている手引書。今回の改訂では、今年4月の建築基準法改正による仕様規定の見直しや準耐力壁の扱いを内容に反映したほか、過去のセミナー・講習会で質疑の多かった部分や、釘のせん断耐力など新たな知見が得られた項目を改めている。
価格は1万2100円(税込、送料別)。購入は同センターウェブサイトの「出版物(図書&講習会)」ページから申し込むこと。
解説セミナーは、17年度版の利用者らを想定し、25年度版における改訂内容に絞って解説する。執筆者の稲山正弘・東京大学名誉教授、エヌ・シー・エヌ木構造技術センターの小谷竜城センター長が講師を担当する。日程および会場、定員は以下の通り。時間は全会場とも13時~16時30分。
【東京会場①】11月10日(月) 木材会館7階大ホール、定員150人
【大阪会場】11月25日(火)大阪府建築健保会館6階大ホール、定員90人
【福岡会場】12月3日(水)福岡自治会館201・202会議室、定員100人
【東京会場②】12月10日(水)木材会館7階大ホール、定員150人
受講料は一般7700円、賛助会員6930円。事前に新グレー本を購入して持参するか、受講に合わせ購入申し込みが必要(会場での販売は行わないため注意)。セミナーの参加申し込みは同センターウェブサイトから。
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