国土交通省は9月12日から、「改正建築基準法」のポイントを解説する説明会を全国9カ所で開催する。対象は、設計者を含むリフォーム事業者など。参加料は無料。
同説明会は、4月の「改正建築基準法」の施行により、2階建て木造一戸建て住宅などで建築物の大規模修繕や模様替を行う際に、建築確認手続が必要となったことを受けて実施するもの。建築確認申請時には、改修する建築物の基準への適合状況を調査した上で、改修後の建築物が基準に適合するよう改修計画を立てることが求められる。
主な内容は、①建築基準法の基本的な事項、②既存建築物の現況調査、③改修の際の基準緩和。これまで建築確認を経験したことがない事業者にも分かりやすく、建築基準法の基本的な事項を含めて解説する。
時間は各会場とも14~17時(予定)。定員に達した場合は午前の部(9時30分~13時30分)を追加して開催する。申し込みは、専用の入力フォームに必要事項を入力して送信する。

開催日程
なお、説明会で使用する「既存建築物の現況調査ガイドライン」「既存建築物の緩和措置に関する解説集」などの関連資料は、国交省の公式サイト「既存建築物の活用の促進について」で公開されている。

説明会のチラシ
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