住宅生産団体連合会(住団連)は月29日、「経営者の住宅景況感調査」2025年度第2回報告を公表した。25年度第1四半期(4~6月)の受注実績は、受注戸数がマイナス41ポイント、受注金額はマイナス14ポイントといずれも減少となった。

全体では、戸数は3期連続で減少し、金額は8期ぶりにマイナスを記録した。賃貸住宅、リフォームは堅調に推移している一方、戸建て注文住宅や分譲住宅の苦戦が全体に影響を及ぼした。
戸建て注文住宅は、受注戸数(マイナス61ポイント)、受注金額(マイナス35ポイント)のいずれも大きく下落。受注戸数は3期連続、受注金額は6期ぶりのマイナスとなった。
戸建て分譲住宅は受注戸数(マイナス17ポイント)、受注金額(マイナス6ポイント)のいずれも、前期のプラスマイナス0からマイナスに転じた。
低層賃貸住宅(受注戸数0ポイント、受注金額プラス27ポイント)、リフォーム(受注金額プラス45ポイント)は堅調に推移している。
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