住宅産業協議会(東京都文京区)は、9月1日の防災の日に先立ち、住まいと設備に特化した防災情報を提供するサイト「住まいと設備の災害対応」をリニューアルした。
災害時や災害直後の自宅で初期対応を行えるよう、具体的で実践的な手順や注意点をわかりやすく整理。Q&A形式による説明や、イラスト・画像を大幅に追加し、より理解を深めることができるようにした。専門用語の解説や「やってはいけないこと」などを掲載し、災害対応を初めて学ぶ人にもわかりやすい内容となっている。行政サイトや住宅設備メーカーのマニュアルのリンクも掲載している。

「住まいと設備の災害対応」サイトのトップページ
事前・災害時・災害後の3段階で構成され、準備から応急対応、点検・保険までの流れを紹介。応急対応では、災害事象(地震・台風・停電・断水・大雪など)と、住宅設備(キッチン・トイレ・給湯器・太陽光発電など)、住まいの部位(サッシ・シャッターなど)ごとに、トラブル対応の方法を説明している。
一般的な防災サイトでは、命を守るための行動や準備に必要な情報をまとめているが、同サイトでは住まいや設備の実践的な防災情報を提供。突然の災害に慌てないよう、自宅での初期対応の方法などを事前に確認してほしいとしている。
また、住宅産業協議会では、LINE公式アカウントにて住宅のメンテナンスに関する情報も配信している。
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