パナソニック(大阪府門真市)は、無線LANを内蔵したルームエアコン「エオリア」UX・TXシリーズにおいて、IoT製品のセキュリティラベリング制度「JC-STAR」のレベル1適合ラベルを7月14日に取得したと発表した。これは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が定める制度で、同社によると家電製品としては国内初の取得となるという。
JC-STARは、IoT機器のセキュリティ対策を「見える化」する制度で、2025年度に運用が開始された。ラベル取得により、ユーザーは製品のセキュリティ情報や評価内容を簡単に確認できるようになる。IoT家電の普及に伴い、サイバー攻撃や個人情報漏洩のリスクが高まる中、こうした制度は製品選定の新たな指標となる。
「エオリア」は、スマートフォンによる遠隔操作が可能なIoTエアコンとして2012年に発売。以降、操作性や快適性を追求し続け、現在ではApp Storeで高評価を得ている専用アプリ「エオリア アプリ」とともに、多くのユーザーに支持されている。
今後、「エオリア」シリーズ全体へのラベル取得を進めるとともに、他の家電カテゴリへの展開も目指す。

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