パナソニック ハウジングソリューションズ(大阪府門真市)とパナソニック アーキスケルトンデザイン(同)は、住宅会社の構造計算の手間を軽減する「木造軸組工法向け邸別構造計算」サービスの提供を6月3日に開始する。
新サービスは、耐震住宅工法テクノストラクチャーで全棟約7万8000棟に構造計算を実施してきたノウハウを生かし、「PanasonicリフォームClub」と「住まいパートナーズ」の加盟店が手がける新築物件を対象に、許容応力度計算による構造計算書、構造伏図、安全証明書を発行するもの。
これにより、今年4月からの改正建築基準法への対応にかかる住宅会社の負荷を軽減。
従来から同社が提供する省エネ計算サービスとあわせて利用することで、構造計算と省エネ計算を外注化し、業務効率の向上と人材不足の課題解決を実現するとともに、耐震性と省エネ性を両立する高性能住宅の提案が可能になるとする。
加盟店のZEH対応を支援する同社ZEHソリューションセンターに「構造計算サポート室」を新設。構造計算と省エネ計算に関する専門性の高いサポートをワンストップで提供する。また、両者をまとめて利用する場合には割引料金を適用する。
税別価格は、許容応力度計算による構造計算(1・2階建て、200平米以下)16万円、省エネ計算6万円、構造計算+省エネ計算18万円。
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