新木造住宅技術研究協議会(新住協)ではこのほど、木厚板を目透かしで縦に張る外壁「ファサードラタン」で30分防火構造の国土交通大臣認定を取得した。認定取得には北海道立総合研究機構北方建築総合研究所(北総研)から技術支援を受けた。準防火地域や法第22条区域の“延焼ライン”でもファサードラタンの採用が可能に。現在非会員でも利用できるようオープン化しており、意匠と機能を両立した新たな仕様で、木外壁の一層の普及が期待される。【編集部 峰田慎二】

外装にファサードラタンを用いた住宅事例(設計:西方設計、施工:志村建設「秋田東通の家」)
すのこ状の外装材「ファサードラタン」は、軽快で立体感のある意匠に加え、通気性や素材の経年変化を生かした美観、夏の日射遮蔽による温熱環境の改善など、さまざまな利点を備える。近年は意匠性の高さから採用事例が増えているが、建築確認の審査では機関ごとに判断が分かれ、運用の不透明さが課題となっていた(4面に関連記事)。
同協議会はこうした状況を踏まえ・・・
この記事は新建ハウジング7月30日号1面(2025年7月30日発行)に掲載しています。
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