厚生労働省が今年5月に公表した「2024年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況」（確定値）によると、2024年における職場での熱中症による死傷者（死亡・休業4日以上）は、1257人（前年比14％増）で、 2005年の統計開始以降最多となった。全体の約4割が建設業と製造業で発生している［グラフ1・2］。
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| ［グラフ1］職場における熱中症による死傷者数の推移 | ［グラフ2］熱中症による業種別死傷者の割合［2020〜2024年］ |
死者の最多は建設業
死亡者数は31人（前年と同数）。うち10人が建設業における死者で最も多かった。2020年以降の5年間に発生した熱中症の死傷者数は、死傷者数、死亡者数ともに建設業、製造業の順で多く発生している。年によって製造業と建設業の順番が入れ替わることがあるものの、いずれの年も・・・
この記事は新建ハウジング7月20日号4面（2025年7月20日発行）に掲載しています。
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