大東建託・東京電力ＰＧ・ギガプライズ、スマート賃貸住宅の実証試験を開始

　大東建託（東京都港区）、東京電力パワーグリッド（東京電力ＰＧ、東京都千代田区）、ギガプライズ（東京都渋谷区）の３社は３月３０日、ＩｏＴプラットフォームを活用したスマート賃貸住宅の実証試験を開始する。

　同試験は、賃貸住宅をスマートホーム化することで得られる生活上のあらゆる情報を連携させ、暮らしをより便利にするスマートライフサービスを提供するもの。ギガプライズが提供する５つの通信規格に対応可能なスマートホームハブ「ＬｉｖｅＳｍａｒｔ」と、東電ＰＧが提供する家電の稼働状況と電力量を推定する高精度電力センサーを連携させたＩｏＴプラットフォームを活用することで、これまでのスマートホームの障壁を解決した「スマート賃貸住宅」を実現する。

　同試験の対象住宅は、首都圏内の大東建託グループが管理する賃貸住宅１００戸（ワンルームタイプ、ファミリータイプ）。６月３０日までの約３カ月間で本格運用に向けたユーザビリティ検証や商用化に向けた評価を行い、２０１８年度内の本格導入を目指す。