大東建託(東京都港区)は10月から、全国の施工現場に「快適トイレ」の導入を開始した。従来の仮設トイレにあった衛生面、プライバシー面の課題を解消し、建設業界全体での働きやすさ向上を目指す。

男女兼用タイプの快適トイレ
導入するトイレは、国土交通省が推進する仕様に準拠しており、男女別タイプと広めの男女兼用タイプの2種類。洋式化、除菌クリーナー、二重施錠、抗菌・消臭施工など、衛生性と快適性を重視した設計となっている。
同社の施工現場では、女性作業員が約3300人(全体の1.5%)に達し、過去10年で15倍に増加。女性現場監督の増加も見込まれる中、安心して働ける環境整備が急務となっている。
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