日本建築防災協会は、今回新たに改訂された2025年版「木造住宅の耐震診断と補強方法」の講習を東京・大阪・福岡の3会場とオンラインで開催する。
同協会は木造住宅の耐震診断基準を1979年に初めて発行し、1985年、2004年、2012年に改訂を重ねてきた。今回の2025年版では2012年以降の知見を反映し、「精密診断法2」の考え方をより明確化。さらに2025年4月に施行された改正建築基準法の必要壁量規定との整合も図っている。
今次改訂は、2012年改訂版基準の考え方や基本的な診断の進め方を変更することなく、診断法の精緻化や解説の充実を図ったもの。2025年改訂版で定めた診断方法は、時刻歴応答計算による方法を除き、国土交通省告示第184号に示された耐震診断指針と同等以上の効力を持つ方法として、国土交通大臣の認定を受けている。なお、2012年改訂版も引き続き認定を受けたものとして当面は併用可能だ。
講習は耐震診断資格の取得や継続を目的とするものではなく、誰でも受講可能な技術力向上のための任意講習。講師は本書の改訂に携わった委員が務め、過去に2012年改訂版テキストを用いた国土交通大臣登録木造耐震診断資格者講習を受講した者には受講が推奨される。
講習は建築士継続能力開発(CPD)制度認定講座となる予定で、全科目修了者にのみCPD単位が付与される。また、日本建築構造技術者協会(JSCA)のJSCA建築構造士登録更新の評価点対象講習会となる予定。受講料は税込み2万900円で、テキスト代を含む。なお、テキスト「2025年改訂版木造住宅の耐震診断と補強方法」は一般販売が3月16日から開始される。
講習の申し込みは協会ホームページから行う。受講証は会場受講では講習修了時のアンケート提出、WEB受講では全科目視聴が条件となる。
申し込み期限は、会場受講が1月27日、WEB受講が2月25日まで。
開催日程は、東京会場が2月2日、福岡会場が2月6日、大阪会場が2月10日で、いずれも10時~16時となっている。定員は東京200人、福岡150人、大阪200人。WEB受講は3月2日から4月20日まで実施されるが、期間内は繰り返しの視聴が可能だ。
詳細や申し込み方法、問い合わせは、日本建築防災協会木造改訂講習係で確認できる。
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