11月展示場来場者、2カ月ぶり増加　3エリアが前年超え

住宅展示場協議会（東京都港区）と住宅生産振興財団（同）は12月18日、2025年11月の住宅展示場来場者数を発表した。

来場者組数は前年同月比2.3％増の20万9277組で、2カ月ぶりに増加した。2025年度累計（4〜11月）は同5.6％減の168万9001組となり、減少幅は縮小している。東海エリアで2会場が閉鎖し、全国の展示棟数は2871棟となった。

地域別では、関東、信越・北陸、東海の3エリアが増加し、信越・北陸は2ケタ増となった。一方、北海道、東北、近畿、中国・四国、九州・沖縄の8エリアは減少している。近畿は6カ月連続で減少した。

11月の各エリアの来場者組数は以下の通り（カッコ内は対前年同月比の増減率）。

北海道：4198組（－2.1％）
東北：2731組（－0.3％）
関東：9万3405組（＋1.4％）
信越・北陸：7286組（＋17.3％）
東海：5万8008組（＋6.1％）
近畿：3万5755組（－1.1％）
中国・四国：2571組（－10.0％）
九州・沖縄：5323組（－3.2％）

※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
※来場者組数の対前年度比の算出に際し、関東エリア「ハウスクエア横浜」（2025年2月閉鎖）の2024年度来場者組数を同展示場の全来場者組数から、出展モデルハウスの来場者組数に変更

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