ウッドワン(広島県廿日市市)はこのほど、「ウッドワン空間デザインアワード2025」の入賞作品7点を決定した。
同コンテストは、「木のぬくもりを活かした空間」をテーマに、「戸建・マンション新築部門」「店舗・非住宅新築部門」「リフォーム・リノベーション部門」の3部門から、同社商品を使用しコーディネートされた優れた作品を表彰するもの。
今回、応募総数248作品の中から「最優秀賞(伊東豊雄賞)」に選ばれたのは、伊東亮一さん(伊東亮一建築設計事務所)の「姨捨の家(おばすてのいえ)」(戸建・マンション新築部門)だった。段差のある複雑な敷地形状のなか、細長い長方形の建物を2カ所で折り曲げた構造が、空間に豊かな変化と奥行きを生み出している。リビング・ダイニング・寝室といった枠を超えた、多様な居場所を感じされる新鮮な住宅として高く評価された。

最優秀賞(伊東豊雄賞)の「姨捨の家(おばすてのいえ)」伊東亮一氏/伊東亮一建築設計事務所。
建物中央の間(ま)を介して各室が連続し外部とつながる(右)
審査委員長である建築家・伊東豊雄さんからは、同社の「新しさを求める姿勢」に対する共感と、同社製品を活かした新たな挑戦への期待が示された。

『ウッドワン空間デザインアワード2025』表彰式の様子
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