不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は10月28日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された9月の首都圏新築戸建ての価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は前月比0.1%増の4831万円と2カ月連続で上昇した。8エリア中6エリアで上昇または横ばいとなり、東京都(23区/都下)、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県西部の5エリアで2017年1月以降最高額を更新した。前年同月比は5.6%増と13カ月連続で上昇した。
エリア別では、東京都下が8カ月連続、横浜市・川崎市が7カ月連続で上昇。さいたま市は、2023年5月以来28カ月ぶりに最高額を更新した。前年同月比は、全8エリアが6カ月連続で上昇し、首都圏全体で上昇基調が続いている。

また同日、7~9月期の首都圏外8エリア(北海道、宮城県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県)についても公表した。
前期比は、宮城県、京都府、広島県が下落。北海道(3682万円、前期比1.0%増)、愛知県(3524万円、同0.5%増)、大阪府(3716万円、同1.1%増)、兵庫県(3683万円、同0.2%増)、福岡県(3565万円、同0.4%増)の5エリアは、2017年第Ⅰ期(1~3月)以降最高額を更新した。
前年同期比は、4期連続で全エリアが前年同期を上回った。
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