日本木材青壮年団体連合会は、木材の良さの普及と利用用途の拡大に貢献する優秀な作品を表彰する「第29回木材活用コンクール」を開催する。募集期間は12月1日〜2026年1月15日まで。応募は同コンクール公式サイトまで。

「第29回木材活用コンクール」募集チラシ
応募部門は、【A部門】木造・内外装木質化を実施した建築物(①延床面積300㎡以上、②同300㎡未満)、【B部門】①木製品(家具・玩具・建具・遊具など)、②木材活用プロジェクト(国産材の需要拡大や高付加価値化に向けたソフト事業)―の4部門。A部門の建築物は、混構造の応募も可能となっている。応募作品の中から最優秀賞2作品、優秀賞10作品、特別賞2作品など23作品が選出される。
応募資格は、応募作品の設計者、施工者、建築主など作品に関わった者。一般からの応募も可能だが、作品の関係者の了承を得る必要がある。応募条件は、A部門は2025年に国内に建設・設置された建築物。B部門①は12月31日までにユーザーが購入または利用できる製品。②は2025年に実施したプロジェクト。
審査基準では、次の項目が考慮される。
▽木の良さが生かされているもの▽木材の新しい用途の普及に寄与するもの▽建築物の木造化、木質化に波及効果があるもの▽木材の利用を通じて豊かな暮らしや社会を実現するもの▽木材の地球環境貢献効果が情報発信されているもの▽未来の山を創るために、木材を巧みに利用したもの▽設計施工、流通、加工などに関してデジタル技術を用いた革新的なもの
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