工務店支援を行うファーストコンサル(東京都中央区)は、地盤保証会社のGIR(東京都江東区)と提携し、住宅完成保証制度「住まいるガード」の普及を進める。
同制度は、施主の工事代金を信託口座で管理し、出来高払いで工務店に支払う仕組み。万一工務店が倒産しても、GIR認定のバックアップ工務店が工事を引き継ぎ、施主は二重払いのリスクなく住宅を完成させることができる。現在、約400社の工務店・ビルダーが登録済みという。
登録工務店には制度登録証が発行され、施主への安心材料や営業面での強みになるとする。ファーストコンサル経由での登録は通常3万円の登録費が無料(年会費別途)。同社代表の辰田敏明さんは「倒産件数が増えるなか、完成保証制度は必要不可欠。営業面でも効果が期待できる」としている。
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