AQグループ(埼玉県さいたま市)はこのほど、純木造による中大規模建築の普及を目指す「中大規模木造建築共創〈ともつく〉ネットワーク(通称:ともつくネット)」を発足した。独自構法・AQ木のみ構法を基盤に、全国の地域工務店や建設会社と連携しながら、純木造建築の普及拡大を図る。2027年度末までに全都道府県での加盟を目指し、7月から加盟店の募集を開始している。
ともつくネットは、構法ライセンスの提供(技術)、実践事例の共有(場)、経営を学ぶ機会の提供(学び)の三本柱で構成される。単なる技術移転ではなく、地域の建設会社が持続的に純木造事業に取り組める仕組みを整えることを重視している。

左から宮沢俊哉会長、池田章社長(池田建設)、樺島進一郎社長(コラム建設)、加藤博昭社長
9月10日に同社本社で開催した記者発表会で加藤博昭社長は「これまで培ってきた中大規模木造建築のノウハウを自社だけにとどめず、志を同じくする地域の仲間にも展開し、共に日本の未来をつくりたい」と述べ、地域と共に歩む姿勢を強調した。
また、創業者の宮沢俊哉会長は「中大規模木造の復活は、宮大工の技の復活でもある。地域の建設会社と共に木造文化を取り戻す挑戦だ」と述べた。さらに・・・
この記事は新建ハウジング9月30日号5面(2025年9月30日発行)に掲載しています。
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