アクチュアル(京都市)は、建築・内装設計の初期提案業務を効率化するAIプラットフォーム「ArchiX(アーキエックス)」の製品版をリリースした。面談から提案までをワンストップで支援し、工務店の受注率向上を後押しする。
①手描きや写真から高精度なパースを即座に作成する「スケッチからパース生成」、②完成イメージを短尺映像に自動変換し、空間の魅力を直感的に伝える「パースからの動画生成」、③打ち合わせ内容を自動で記録・要約し、認識のズレを防止する「AI音声文字起こし・議事録作成」、④建築業界特化のAIチャットで、提案書や契約書の作成を支援する「アーキチャット」の4つの機能を一つのアカウントで利用できる。
これまで2〜4週間を要していた初回提案が、ArchiXを活用することで最短1日で可能となる。さらに、外注で1枚1〜3万円かかっていたパース制作費が、ArchiXでは約30円にまで圧縮できるという。営業担当者が一人でも高品質な提案資料を作成できるため、社内の提案力の底上げにもつながる。現在、メールアドレスのみでアカウント作成が可能で、2週間・1000クレジットまで無料で試用できるキャンペーンを実施中。
特定のメーカーや品番をパース内に実装する「部分修正」の機能も追加予定。このほか、今後は国内外での導入事例を増やし、パートナー企業との連携強化や、より高度なAI機能、マーケティング支援機能も追加していくとしている。

手書きのスケッチや線画、写真から高精度なパース画像を即座に生成する
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。




























