建築デザインDXのtecture(東京都渋谷区)は、ChatGPTのカスタムGPT機能を使った対話型AI「TECTURE GPT」の試験提供を開始した。
曖昧な要望や感覚的な表現からでも最適な建材を提案し、設計者の建材選定をサポートする。
「TECTURE GPT」は、同社がこれまでに蓄積してきた建材・家具データと生成AIを組み合わせた新しい取り組み。
素材・色・性能・用途などの条件をはじめとして、「温かみのある」「やさしい印象」といった抽象的な表現も理解して、実在の製品情報に変換して提示する。
さらにそこから、防音性の有無など、性能や法規制に基づいた絞り込みにも対応する。
検索結果の製品は、設計者向け建材データベース「TECTURE」の製品ページにリンクされており、仕様確認やサンプル請求をそのまま行うことができる。
また、事例写真やマテリアルボードから使用建材を逆引きで検索することも可能。



試験運用を経て利用者の声をもとに改善を進め、将来的には設計プロセスの初期段階から意思決定までを支援する「設計者のための対話型インターフェース」へと進化させたいとする。
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