年々厳しさを増す猛暑や光熱費高騰の影響で、断熱リフォームに関心を持つ人が8割を超える一方で([グラフ1])、実際に補助金を利用して断熱改修を行った人はわずか2割にとどまっていることが、リフォーム一括見積もりサービス「アンドリフォーム」の全国1016人を対象とした調査で明らかになった。
補助金を利用しなかった理由としては「制度を知らなかった」が43.4%で最多、次いで「手続きが面倒そう」18.9%、「対象になるかわからない」12.9%と続き、認知不足が大きな障壁となっている([グラフ2])。
住まいの不満としては、4人に3人以上が断熱性に不満を感じており、特に窓のすきま風や日差しによる暑さ・寒さ、壁や床・天井の冷暖房の効きの悪さ、高い光熱費への不満が目立った。これらはいずれも補助金対象工事で対応可能であるにもかかわらず、情報不足により活用が進んでいない。
アンドリフォームでは、断熱リフォームの補助金制度や申請の流れ、対象工事の具体例をわかりやすく整理し、専門家の知見も交えて紹介するコンテンツをポータルサイトで公開している。断熱リフォームに関する正確でわかりやすい情報を提供し、今後も補助金を活用した快適で安心な住環境づくりを後押ししていくとしている。
補助金解説コンテンツ:2025年版|断熱リフォームで利用できる補助金について徹底解説
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。































