LIFULL(東京都千代田区)は、同社が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」で掲載された物件データおよびユーザーが不動産会社に問合せた物件(反響物件)データを月次集計したLIFULL HOME’Sマーケットレポート(2025年7月)を公表した。
それによると、7月の中古一戸建て住宅の平均掲載価格は、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)が3715万円(前年同月比104.9%)、近畿圏(大阪府、兵庫県、京都府)が2522万円(同102.1%)だった。東京23区は8193万円(同108.6%)、大阪市は3618万円(同119.3%)。福岡市は4339万円(同110.8%)で2021年2月の計測開始以降の過去最高価格を更新した。名古屋市は4012万円(同100.2%)、仙台市は2946万円(同107.9%)だった。
平均築年数は、近畿圏では、掲載物件が31年(前年同月比103.0%)、反響物件が35年(同102.6%)となり、いずれも前年より1年前後延び、市場全体としてやや築古化する傾向がみられた。
一方、首都圏では掲載物件が23年(同99.1%)とわずかに若返ったが、反響物件は33年(同108.6%)となり、前年より3年以上延びた。
■関連記事
7月中古マンション、12カ月連続上昇 東京都など4エリアで最高額を更新
7月首都圏新築戸建て、6カ月ぶり下落 23区は上昇傾向に一服感
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。





























