アンドパッド、配筋検査・是正指示業務を効率化する新機能

アンドパッド（東京都千代田区）は、工事の是正指示や写真を図面上で一元管理する「ANDPAD図面」に、一連の配筋検査業務を効率化する新機能「配筋検査」を追加して提供を開始した。

配筋検査業務は、検査前の事前準備から、指摘事項の図面への書き込み、写真撮影、検査後の写真仕分け、台帳作成などに膨大な労力と時間を取られる。
同社は、こうした課題を解決するために「配筋検査」機能を開発し、大成建設（東京都新宿区）と現場検証を行ってきた。

まず、事前準備では、符号をもとに図面上の検査場所にピンを一括設置し、ピンごとに黒板、豆図、配筋要領、写真を管理することができる。BIMとデータ連携することで、BIMから出力されるデータをもとに検査準備は完了する。

次の検査確認では、図面上のピンの色で検査や写真撮影の進行状況を把握したり、図面を工区分けして検査や写真撮影を管理することが可能。全数検査と抜き取り検査の選択もできる。

さらに、是正・台帳出力では、リアルタイムに是正指示や是正対応状況の確認ができ、現場ごとに是正一覧を見ることもできる。台帳出力は3つの形式から選べる。

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