コンパクト住宅のための「階段」設計手法―菅沼建築設計

取材先：菅沼悟朗氏（菅沼建築設計）
取材・文：大菅力

Q1. 効率的な階段の配置は？

A. 小ぶりな家は動線を効率化して廊下を減らしたい。それには階段の位置が重要。基本は建物の中央に階段を設ける。2階に上がった際に各部屋との距離が近いので廊下を減らせる

Q2. 中央に階段を置く効果は？

A. たとえば3.75間×4間（延床面積30坪）の総2階の木造住宅の場合、建物中央に直通階段を配置することで、2階の廊下をほぼ省略できる。その結果、6畳×2室と8畳×2室を設けることができる

Q3. 吹き抜けと階段配置の関係は？

A. 吹き抜けも階段の配置に影響を与える。吹き抜けがある場合・・・

この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー9月号（2025年8月30日発行）対策 メロイ階段』（P.12〜）でご覧ください。