建設業振興基金は8月22日、「1級建築施工管理技術検定」(試験日:7月20日)および「1級電気工事施工管理技術検定」(同7月13日)の第1次検定合格者を発表した。
「建築」は4万1812人が受検し、2万294人が合格。「電気」は2万4821人が受検し、1万290人が合格した。合格率は「建築」が48.5%で前年度比12.4ポイント上昇。「電気」は41.5%で同4.7ポイント上昇した。今年は学歴・実務経験の要件を見直した前年に続いて、受験者数・合格者数ともに増加し、過去20年で最多となった。
第2次検定は、建築・電気とも1級が10月19日、2級は11月9日に行われる。
「建築」の合格者を年齢別にみると、「25~29歳」が26.0%で最多に。次いで、「30~34歳」が14.2%となった。「20歳以下」は2.5%だった。学歴別では「大学」(47.2%)、「高等学校」(30.9%)、「短大・高専」(4.3%)などとなった。勤務先は「建設業」(65.8%)が大半を占めている。男女別では「男性」(86.3%)、「女性」(13.4%)となった。

「建築」の年齢別・学歴別の内訳
「電気」の合格者も同じく「25~29歳」が24.7%で最多に。「30~34歳」(18.9%)、「35~39歳」(13.4%)がそれに続いた。「20歳以下」は0.8%だった。学歴は「大学」(42.7%)、「高等学校」(39.3%)、「短大・高専」(5.2%)など。勤務先は「建設業(電気)」(55.2%)が多かった。男女別では「男性」(94.2%)、「女性」(5.7%)となっている。
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