ダイテック(東京都品川区)はこのほど、営業支援システム「iPlanView(アイプランビュー)」を開発したと発表した。2025年10月に正式リリースを予定している。
同システムは、住宅営業の現場で属人化しがちな営業ノウハウを可視化し、新人営業担当者でも短期間で契約に結びつけられるスキルを身につけられるよう設計されており、営業スキルの平準化や生産性の向上、営業事務の効率化など、DXを通じた営業体制の底上げを可能とする。
背景には、住宅業界における人材不足や営業力のばらつき、煩雑なペーパーワークによる営業効率の低下といった構造的課題がある。こうした現場の悩みに対し、同社ではiPadをベースとしたインタラクティブな商談アプリというかたちで解決策を提示する。
最大の特長は、来場アンケートからヒアリング、資金計画、土地情報の確認、3Dプラン提案、概算見積までをワンストップで実行できること。商談内容はクラウドに保存され、設計や管理部門とのリアルタイム連携も可能だ。
また、録音機能による聞き漏れ防止、法規制や敷地条件に対応したプラン適合性の視覚化、ARやウォークスルー機能の活用により、顧客との対話を“ワクワクする提案体験”へと進化させる。
対応機能には、打合せシートの作成、ローン試算、プランの3D表示やARによる空間体験のほか、土地情報サービスとの連携なども含まれる。紙資料を廃し、業務のペーパーレス化にも貢献する。
ダイテックでは、こうした機能により「誰でも売れる営業の仕組み」を実現し、住宅営業の生産性向上と人材育成の両立を目指すとしている。
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