NEXER(東京都豊島区)はこのほど、ペットホームウェブと共同で実施した「愛犬に必要な家の設備」についてのアンケート結果を発表した。調査対象は、事前調査で「犬を飼っている、もしくは飼いたい」と回答した全国の男女200人。
「犬を飼うなら家に欲しい設備」を聞いたところ、1位は「広い庭やドッグランスペース」(72票)となった。犬は散歩時間を毎日確保する必要があり、散歩できない場合などに自由に走り回れる場所を用意したいと考える人が多かった。「たくさん動けるような場を用意したい」「犬の幸せに必要」といった意見の一方、「室内の掃除が大変だから」といった声もあった。
2位は「滑りにくいフローリング」(29票)、3位は「犬用の室内スペース」(24票)だった。滑りにくい加工を施したフローリングや犬用のスペースを採用することで、転倒などのケガを防止し、ゆっくり休めるようにするなど、愛犬に快適に過ごしてほしいといったコメントが多くみられた。また、犬とスペースをわけることで匂いや毛などのデメリットを防ぎやすくなると考えている人も多かった。
4位は熱中症対策にもなる「エアコン・空気清浄機など温度湿度調整機器」(14票)、5位は散歩の汚れなどに対応する「お手入れしやすい水回りの床や素材」(13票)だった。そのほか、「防音設計」「お風呂や足洗い場があるスペース」「脱走防止のフェンスやゲート」などがあがった。
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