![]()
松尾和也さん流エコハウス設計メソッドを毎月10日号でお届けする本連載。
多発する夏のエアコントラブルを中心に、解消方法を考えます。
省エネ住宅、中でも空調関係を熱心に設計していると、自ずとエアコンメーカーのエンジニアさんとつながります。現時点で3社のエンジニアさんとは、直接、かなり深いやりとりをしています。
そのエンジニアさんたちや全国の工務店さんからよく聞くことの一つが、昔に比べると夏のエアコントラブルが圧倒的に増えたということです。今回はどんなトラブルが多いのか、一通り紹介してみたいと思います。
エアコンからの水漏れ
特に少ない台数で冷房している場合に多いのですが、普通にLDKの壁に掛けているエアコンからの水漏れ事例が多発しているようです。絶対湿度が上昇したこと、暑い期間が長くなったことから冷房の稼働時間が24時間連続運転も含めて長くなったことが主因だと思われます。
詰まっているエアコンを分解すると、ドレンパンの末端にあるドレン配管との接続部(直径10㎜程度)のところにカビやホコリが混じったスライム状のものが穴をふさいでいます。
ドレン配管から針金状のものを突っ込んで一時的に解消しても、このスライムは水勾配で接続部に戻ってくるので、根本的に取り除かない限りまたすぐに詰まることが多いです。
しかしながら・・・
この記事は新建ハウジング7月10日号6面(2025年7月10日発行)に掲載しています。
※既に有料会員の方はログインして続きを読む
有料会員になると、全ての記事が読み放題
| 有料会員
定期購読&会員サービス全てが利用可能! |
試読会員
「フルスペック」の有料会員を1ヶ月無料でお試し! |
| デジタル会員・・・一部記事が閲覧可能! 会員登録する | |
有料会員でできること✓
| ✓ | バックナンバー3年分が読み放題 |
| ✓ | DIGITALオリジナル記事が読み放題 |
| ✓ | クローズドのセミナー・スクールに参加できる |
有料会員向けおすすめ記事
| 【事例】地域の制約に対応した2階リビングで楽しむ絶景風呂 | 緻密なペルソナで特定層に深く“刺さる”家づくり―アレッタ |
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。


























