日本サッシ協会(東京都港区)はこのほど、協会内に設置した「快適な住まい情報室」のレポート第1弾として、「災害級の猛暑から命を守る!自宅の熱中症対策 ~窓リノベで実現する快適な夏~」を公開した。レポートでは、記録的猛暑や熱中症搬送の実態を解説しながら、快適な住まいを実現するための窓リノベーションがもたらす多角的な便益について、Q&A形式で詳しく紹介している。

調査レポートのイメージ
2024年の世界の平均気温は15.10℃と1850年以降で最も高く、2015年からは記録史上で最も暖かい10年間となった。日本国内においても、熱中症警戒アラートの発表回数が増加しており、2024年は過去最多の1722回を記録。9月は前年の約3.6倍になるなど、残暑も長期化している。
総務省消防庁によると、熱中症による救急搬送患者数は増加傾向にあり、全体の約4割が「住居」で発生しているという実態もあり、「快適な住まい情報室」は、中立的・公益的な立場からウェルネスな暮らしの実現に資する情報を定期的に発信するため、7月に同協会内に設立。今回は、近年の記録的猛暑や熱中症搬送の実態を解説し、窓リノベによる快適な住まいの実現を提案している。
なお、レポートは無料でダウンロード(PDF)できる。
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