アットホーム(東京都大田区)はこのほど、同社が運営する「アットホーム 空き家バンク」に、新たに2つのコンテンツ「空き家所有者向けガイド」「移住希望者向けガイド」を開設した。

空き家所有者向けガイド(左)、移住希望者向けガイド(右)
「空き家所有者向けガイド」では、空き家の問題点や管理不全の基準やリスク、利活用など、所有者の状況に応じたさまざまな選択肢を提案することで、空き家を放置せずに能動的に管理・活用するよう支援していく。
「移住希望者向けガイド」では、移住までに検討すべき内容を段階ごとに紹介するほか、2拠点を定期的に行き来する二地域居住の特設ページ「二地域居住希望者向けガイド」を設置し、移住の新たな選択肢を提案。各種支援や補助制度、二地域居住についての情報を提供することで、移住について具体的なイメージ・行動ができるようサポートする。
同社は、2017年10月から国土交通省事業「全国版 空き家・空き地バンクの構築運営に関するモデル事業」の事業者として、「アットホーム 空き家バンク」を運営している。2023年施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法」の一部改正を受け、自治体では空き家に関する相談・問い合わせ業務が増加していることから、今回のコンテンツを開設した。自治体職員の問合せ対応における業務負荷の軽減も図れるとしている。

アットホーム調査
調査時期:2024年8月26日~9月6日、調査対象者:全国の自治体(1573自治体)
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