いわき市のすまい倶楽部は注文住宅を中心とした工務店。年商は約5億円。同社は住宅系コンサルの事務所・店舗建築の専門店化サポートに2024年2月に加盟。現在、着工待ちが2棟、見込み客が10組と好調。
サポートの内容は、事務所・店舗建築の見込み客をホームページとDMで集客。工務店が軽量鉄骨のシステム建築を提案する。施工はシステム建築の会社が行う。
営業の入口はシステム建築だが、コスト性から木造になることも多い。コンサルは県に倉庫と事務所・店舗のFC加盟工務店を各1社配置。福島県は倉庫を別の工務店、同社が事務所・店舗を担う。
※本記事は、新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー5月号「建築バズ企画斬」掲載の事例から、すまい倶楽部(福島県いわき市)の事例を抜粋したものです。
取材・文:大菅力
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| 鳶工事会社の木造事務所。延床面積49㎡(左)。キッチンや男女別トイレなどの配慮が評価されて受注。工事費は約1800万円(右) | |
初年度の費用は600万円
①専門店化サポートの初年度の費用は600万円。内訳は会費30万/月、その他ホームページ製作と運営費、Google広告、営業用の名簿購入とDM送付など
②同社が購入した名簿は会津地方を除く福島県全域を対象としたもの。売上5億円以上の企業を約300件掲載
③会費の30万円は専属の社員を雇用する人件費と考えると安価と判断・・・
この記事は『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー5月号(2025年5月10日発行)建築バズ企画斬』(P.54〜)をデジタル版に再編集したものです。続きは本紙でご覧いただけます。
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