松尾和也さん流エコハウス設計メソッドを毎月10日号でお届けする本連載。何やら格言のようなタイトルですが、その意味は?
自社の“強み”のつくり方と合わせて考えます。
私が勝手に師と仰いでおり、友人でもあるOさんという複数のビジネスオーナー兼投資家がいらっしゃいます。その人が最も大事にしている言葉が、今回のタイトルである「全ては観察から始まる」というものです。
Oさんは猛烈な読書家です。しかしそれだけではなく、何事も先入観を持つことなく、子どものような目でじっくりと観察されます。その結果、普通の人なら何とも思わないことからヒントを得て、発想だけで1億円以上の特許も複数取られています。
この原稿を書いている今日も、新建ハウジング主催の講座で「看板メニュー」のつくり方を、工務店さんに指導していました。今まで相当な数の工務店さんに、アドバイスする形で看板メニューをつくり上げてもらってきましたが、みなさん本当に苦労されます。
既に自社の看板メニューができておられる会社は好調です。それができていないから不調、もしくは伸び悩むのだと思います。なぜ看板メニューが構築できないかはさまざまな理由があります。その中の大きな理由のひとつが「同業他社を観察(分析)していないから」です。
お施主様の立場からすれば、同業他社と比較して自社を選んでもらうわけです。同業他社よりも総合点で優位に立つからこそ選んでもらえるわけです。この基本中の基本ができていない方が多いです。
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次に多いのが、自社の強みを見つける、もしくは構築することができないというものです。既に強みがあっても「えっ!それって強みだったんですか?」という感じで、気づいていない方もおられます。これはいいほうです。
しかし、残念ながら・・・
この記事は新建ハウジング4月10日号8面(2025年4月10日発行)に掲載しています。
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