「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン」公表

　国土交通省は３月２８日、高齢期を健康で快適に過ごすために、早めに住まいを改修することのメリットや、改修の際に配慮すべきポイントをまとめたガイドラインを公表した。２０１７年１２月から５回にわたって開催してきた「高齢者の住宅の設計・改修に関するガイドライン検討会」の結果を取りまとめたもの。

　同ガイドラインでは、改修を行う際に配慮すべきポイントを、「温熱環境」「外出のしやすさ」「トイレ・浴室の利用しやすさ」「日常生活空間の合理化」「主要動線上のバリアフリー」「設備の導入・更新」「光・音・匂い・湿度など」「余剰空間の活用」の８項目に整理。主にプレシニアとアクティブシニアを対象に、早めの改修を推奨している。専門家や事業者、地方公共団体による同ガイドラインの活用も想定する。

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