あきやカンパニー、築３０年以上の空き家を有効活用する流通化サービスを開始

　あきやカンパニー（東京都渋谷区）はこのほど、築３０年以上の空き家を「貸したい」オーナーと、空き家を「借りたい」人をつなぐ、全国空き家流通化サービス『カリアゲＪＡＰＡＮ』を立ち上げた。

　築３０年以上の空き家を借主がそのままの状態で借り上げ、改修して活用する仕組み（＝「カリアゲ」）を利用できる物件情報を、ウェブサイト『カリアゲＪＡＰＡＮ』の空き家マッチングサービス「カリアゲル」に掲載し、オーナーと借主の出会いの場を提供する。

 「カリアゲ」が可能な物件では、空き家オーナーが改修費用の負担ゼロで物件を貸し出して家賃収入を得ることができ、６年間のカリアゲ契約期間の終了後は、改修が施された物件を自由に活用できる。

　そのほか、新サービスでは空き家の借り上げを希望するオーナーの相談窓口「カリアゲテ」や、空き家活用のためのアイデアと知恵をシェアするメディア「カリアゲタ」も展開する。今年１２月３１日まで、空き家マッチングサービス「カリアゲル」に物件掲載を申込んだ場合に掲載料が無料となるキャンペーンを実施している。