住宅リフォーム・紛争処理支援センター(東京都千代田区)は4月1日から「第43回住まいのリフォームコンクール」の募集を開始する。
同コンクールは、住宅リフォーム促進と水準の向上を目的に、全国各地で施工された優秀な住宅リフォーム事例を表彰し、消費者や事業者に広く紹介するもの。6月以降に書類審査や現地審査を実施し、10月上旬に上位賞を発表・表彰する。募集期間は6月17日まで。応募は、同センター公式サイトで受け付ける。

コンクールの募集チラシ
募集対象は、住宅ストックの有効活用や深刻化する技能者不足への対応、地域・コミュニティの活性化、既存住宅流通・リフォーム市場の拡大に資する取り組みなど、社会や地域が抱える課題解決に有用な作品。審査基準の改訂により、地域産木材の活用などを積極的に促す取組についても評価対象に加えた。非住宅から住宅に、あるいは住宅から非住宅といった用途変更を伴うものも含まれる。
入賞作品として、国土交通大臣賞、住宅金融支援機構理事長賞など上位賞7作品のほか、ナレッジ賞、優秀賞など複数の賞を用意。さらに今回から上位賞として「日本住宅・木材技術センター理事長賞」を新設した。
前回大臣賞は「サワラの家」
前年の第42回コンクールでは、川島宏一郎建築設計事務所の「漆の里焼きサワラの家」(施工:マツモトコンストラクションサービス、長野県塩尻市)が国土交通大臣賞を受賞。設計者の川島さんが移住を目的に、重要伝統的建造物群保存地区にある築72年の木造住宅を購入し改修したもので、工事完成後の建物は自宅兼事務所として使用している。
歴史的景観との調和を図る工夫として、地場産材のサワラ(焼きサワラ)を活用した下見板や、火災時に20分間サッシが焼け落ちないようにするための格子などを採用。断熱および庭施工については、次世代を担う大工専門校生の実習の場として提供した。

前年の国土交通大臣賞受賞作品
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