住宅リフォーム・紛争処理支援センターは10月6日、第42回住まいのリフォームコンクールの表彰式を東京都内で開催した。全国296件の応募から、審査委員会(委員長=松村秀一・神戸芸術工科大学学長)による審査を経て、国土交通大臣賞など上位賞7作品、ナレッジ賞3作品を含む計32作品を表彰。国土交通大臣賞には「漆の里焼きサワラの家」(設計:川島宏一郎建築設計事務所、施工:マツモトコンストラクションサービス)が選ばれた。

上位賞・ナレッジ賞の受賞者
同コンクールは住宅リフォームの普及促進と水準向上を目的に、1985年度から毎年実施。今回は審査基準を改定し、「住宅から、あるいは住宅への用途変更を伴うもの」を含め、住宅ストックの有効活用など社会課題の解決につながるリフォーム事例を募集した。

国土交通省住宅局・前田亮住宅生産課長(左)と国土交通大臣賞を受賞した川島宏一郎さん
国土交通大臣賞を受賞した「漆の里焼きサワラの家」は、設計者であり施主でもある川島宏一郎さんが、長野県塩尻市木曽平沢の魅力にひかれ、地域の文化と街並みを未来につなぐ空き家再生に取り組んだ事例だ。
川島さんは2019年、台風19号による水害で同地域の伝統木造建築が次々と取り壊される状況に危機感を抱き・・・
この記事は新建ハウジング10月20日号12面(2025年10月20日発行)に掲載しています。
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