木造による非住宅建築の可能性を提示する完成見学会・セミナーが、4月24日(金)・25日(土)の2日間、長野県須坂市にて開催される。主催は会場となる木造オフィスの設計・施工を手がけた地域密着の小規模工務店と地場ゼネコンによるJV。
近年、鉄骨価格の高騰や脱炭素社会への対応、SDGs推進の流れを背景に、非住宅分野においても木造化・木質化の動きが加速。“鉄骨一択”の時代に変化が生まれつつある。
本見学会では、民間主導で実現した延べ床面積約1000㎡規模の木造オフィスを公開。地域材の活用、環境性能、コスト面、さらには採用力向上といった“経営視点”でのメリットを、実際の建物を通して体感できる内容となっている。
建物は耐震等級3(許容応力度計算)を確保し、BEI0.67を実現(太陽光発電なし)。長野県産のスギ・カラマツを構造材・外壁・床材に使用し、地域経済循環にも寄与している点が特徴だ。また、外気温マイナス7.1℃の環境下でも室温19.3℃を維持するなど、高い温熱性能も実証されている。
さらに、新オフィス完成後には女性応募者の増加といった採用面での効果も報告されており、「働きたいオフィス」が企業価値を高める事例としても注目される。
同見学会・セミナーは、行政・企業・金融機関向けと建設業界向けにプログラムを分けて実施。自治体職員や公共施設担当者、設計・施工に携わる事業者にとっても、今後の非住宅建築の方向性を考える貴重な機会となりそうだ。
日 程 「行政・一般企業・銀行向け」4月24日(金)13:00~16:00、「建設業界向け」4月25日(土)13:00~16:00
主 催 池田住建企画・マツナガ建設特定共同企業体
会 場 長野県須坂市(申込者に詳細通知)
参加費 無料(事前予約制)
申込み https://x.gd/cxK1f
協 働 チーム住学(サトウ工務店、ウッド・ハブ他5社)
協 賛 ウッドステーション、旭化成建材、カネト、新建新聞社・新建ハウジング、綿半ソリューションズ他
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