島石の存在感を最大限に引き出す　壁に張って空間を象徴的に

島石の落ち着いたグレーは壁に向く。白い壁紙や木板とも相性がよい。床は芋目地が馴染むが壁は馬目地で石らしさを強調してもよい。

取材先：上野栄治氏（上野ハウジング）
取材・文：大菅力　まとめ：編集部

社屋兼モデルハウスの打ち合わせ室の様子。島石300×600㎜を馬目地で壁に張った

Q1. 島石を壁に張る場合の寸法は？

A. 同社事務所など壁面に島石を用いる場合もある。重量の負担を減らすために軽くしたいが、石材を薄くすると割れやすくなる。300×600㎜、25㎜厚が適性な寸法

Q2. 島石を壁に張る場合の下地は？

A. 島石を壁に貼る場合、合板下地に接着剤貼り。石材と石材の間に目地は設けない。割付けは床と同様に芋目地が多いが・・・

この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー11月号（2025年10月30日発行）木の家＋ざらざらの石リッチ化計画』（P.41〜）でご覧ください。