LIXIL(東京都品川区)は10月21日、国内のビジネスパートナーであるLIXIL住設・タイル代理店会会員企業と協働し、寄付によって東南アジアの衛生環境改善に貢献する「トイレで未来を創るプロジェクト」を実施すると発表した。
同プロジェクトは、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(東京都中野区)とのパートナーシップのもと行うもので、インドネシアとバングラデシュの学校計10校にトイレを建設し、衛生啓発活動を実施する。11月から工事を開始し、完成は2026年3月以降の予定。

同社は、世界の衛生環境の改善を目指し、対象商品購入につき売り上げの一部を寄付する「みんなにキレイをプロジェクト」を2022年から実施している。今回、LIXIL住設・タイル代理店企業から、グローバルな衛生課題解決に向けた取り組みをさらに進めたいという声が寄せられたことから、現地に直接貢献できる同プロジェクトを発足。7月~10月の募集期間に、132社から総額1910万円の寄付金が集まった。
寄付金はワールド・ビジョン・ジャパンを通じて、多くの人が衛生的なトイレのない生活をおくるインドネシア・バングラデシュの学校のトイレ建設および改修、SATOの製品費用などに使用される。また、手洗いや月経管理に関わる啓発活動を行い、衛生行動の改善を促進する。

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