LIXIL(東京都品川区)は、支援を必要とする子どもたちの衛生環境改善を目指して、「みんなにキレイをプロジェクト 2025 ~世界中にトイレと手洗いを~」と「住まいから未来へつなぐプロジェクト 2025 ~住まいの窓・ドアのご購入が、気候変動の影響を受ける子どもたちの支援につながる~」を実施する。
どちらもユニセフ(国連児童基金)への寄付が行われる。

1つめの「みんなにキレイをプロジェクト2025」は、今年11月から2026年1月にかけて実施。
LIXILとユニセフとのグローバルパートナーシップ「MAKE A SPLASH!」を通じて、日本国内の対象商品1台購入につき160円を寄付する。2022年からケニアの学校を中心に継続的に実施しており、今回で4回目となる。
過去3回のプロジェクトにより、5つの郡の60校・2万2300人以上の子どもたちが学校で衛生的なトイレを使用できるようになったとし、今回の寄付金もケニアの衛生環境改善活動に使用される予定。
対象商品は、シャワートイレ一体型、キャビネット付トイレ、キッチン用タッチレス水栓ナビッシュ、洗面化粧台用タッチレス水栓ナビッシュ。上限寄付金額は2050万円。

2つ目の「住まいから未来へつなぐプロジェクト2025」は、今年10月から12月にかけて実施する。
住宅の高断熱化・冷暖房使用抑制につながる対象商品1台購入につき50円または100円を、ユニセフを通じて気候変動による影響を受ける国・地域の子どもたちの支援に寄付するもので、2023年に開始し今回で3回目。
前回の寄付金の一部は、昨年、集中豪雨被害を受けたベトナム・タイ・フィリピンの子どもたちに対して、安全な水の確保、心理社会的ケア、学習機会を継続するための支援に充てられた。
対象商品は、新築・リフォームの高断熱窓、玄関ドア、日射遮蔽シリーズ商品。上限寄付金額は3000万円。
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