LIXIL住宅研究所(東京都品川区)アイフルホームカンパニーは、10月1日から新たな住宅相談サービスとして「オンラインカウンター」の運用を開始。今後、全国約250拠点規模の相談体制を構築し、より多くの顧客に対して身近な住宅相談の機会を提供することが可能となる見込みだ。
同社はこれまで全国を約300のテリトリーに区分して住宅のフランチャイズ展開を行ってきたが、拠点数は約170カ所にとどまっている。そのため、残りの約130のエリアでは、サービスの提供に課題を抱えていた。近年、住宅購入検討者の情報収集手段がWebやSNSへと移行。事前調査や比較検討の重要性が高まる中、より柔軟でアクセスしやすい相談環境の整備が求められている。こうした背景を踏まえ、同社はオンラインによる相談窓口の導入を決定した。
オンラインカウンターは、拠点のない地域に住む顧客に向けて、同社のホームページ上にある「全国展示場一覧」から隣接する加盟法人によるオンライン相談サービスを提供する仕組み。これにより、顧客は最寄りの加盟店とオンラインでつながり、地域の実情に即した住宅相談を受けることを可能とした。
サービスは今年4月から東京・愛知の15エリアで先行導入されており、すでに拡大エリアからの成約実績も確認。従来問い合わせのなかった地域からの相談も寄せられており、導入効果が現れている。現時点ですでに約80エリア以上での拠点拡大が予定されており、最終的には約250拠点体制の構築を目指す方針だ。
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