LIXIL住宅研究所(東京都品川区)は8月、一戸建て住宅に居住する既婚女性を対象に「住まいの長期保証」に関する調査を実施した。自然災害の増加や住宅の長寿命化への関心を踏まえ、長期保証の実態や満足度などを調査。長期保証が付与された住宅では、7割近くが満足していると回答した。
現在の住まいに長期保証が「付いている(付いていた)」は34.2%、「おそらく付いている(付いていた)」は24.9%で、回答者の約6割は長期保証付きの住宅に居住。そのうち、長期保証に「とても満足」が16.9%、「満足」が51.7%となり、保証に対する満足度は高い傾向がみられた。
新築時に重視する保証内容としては、設備保証(50.0%)や構造保証(45.4%)、地震保証(44.4%)などが上位を占める。また防蟻や防水、地盤保証も4割前後となった。
住宅メーカーを決める際の優先項目では、間取り(46.7%)や気密・断熱性(45.4%)、価格面(40.4%)に続いて長期保証(37.4%)が上がった。家事動線(37.2%)を上回り、保証に対する注目度の高さが明らかになった。
同調査は、沖縄を除く全国の一戸建てに住む既婚女性を対象に実施。有効回答数は441。調査期間は8月14~20日。
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