ニッカホーム(名古屋市)の関東支社は、8月26日から9月16日にかけ、同支社でリフォームを実施したOB顧客141人を対象にインターネットによるアンケート調査を実施。92.2%の回答者が「快適に過ごせている」と答え、9割を超えるOB顧客が工事後の住まいを高く評価していることが判明した。

一方、今回の調査では、リフォーム済みであるにもかかわらず、「次に改善したい箇所」があることも分かった。住まいで気になる箇所や、今後のリフォームの予定はあるか質問したところ、71.6%が「ある」と回答。リフォーム実施者であっても、住まいに対する潜在的な需要が存在することが明らかになった。
リフォーム需要があると回答した101人に希望箇所を質問したところ、最も多く挙げられたのは「台所・キッチンまわり」で34人。以下「壁紙・クロス張り替え」(31人)、「浴室・バスルーム」・「フローリング・カーペット張り替え」(それぞれ26人)、「窓・サッシまわり」(21人)が続く。
また、省エネや断熱性能の向上を目的としたリフォームに関心があると回答したのは全体の52.5%に上る。関心の理由としては「断熱性能の向上を期待」「光熱費の高騰で節約を意識」「国や自治体の助成金を活用したい」などが挙げられた。生活の快適性だけでなく、光熱費削減といった観点からもリフォームの関心が高まっていることがうかがえる。

助成金制度に対する認知も広がっており、全体の80.1%が「国や自治体の助成金を活用したリフォームに興味がある」と回答。制度を知るきっかけとしては、テレビや新聞などのメディア情報が最多で、企業からの提案や自治体の広報も一定の影響力を持っていることが明らかとなった。
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