タカショー(和歌山県海南市)と、グループ会社でデジタルサービスを手掛けるGLD‐LAB.(鳥取県鳥取市)は9月9日、生成AIを活用した新サービス「EXVIZⓇAI(エクスビズ エーアイ)」の提供を開始した。建築・エクステリア分野におけるパース制作を最短十数秒で可能にし、業界の生産性向上と人材不足解消を目指す。
EXVIZ AIは、建物写真と外構デザインを自動で合成する「外構プラン合成」、立面図からリアルな住宅パースを生成する「住宅パース生成」、室内写真をもとにスタイルを再現する「インテリアパース生成」、低解像度画像を高精細に変換する「AIレンダリング」の4機能を備える。これにより、従来数時間を要していたパース制作が大幅に効率化される。
サービスサイトから無料登録により利用可能。料金プランは、月3クレジットを無料で使えるフリープラン、月980円(税込)で30クレジットのプレミアムプラン、企業向けのエンタープライズプランを用意。生成は1回につき1クレジットを消費する。
同社によると建設・不動産分野での生成AI活用率は9.4%と低く、同社はEXVIZ AIを「業界の新しいスタンダードを築くツール」と位置づける。パース制作にかかる時間とコストを削減することで、工務店の提案力強化と顧客満足度向上に寄与するとしている。

『EXVIZⓇ AI』サービス画面
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