岐阜県岐阜市を拠点にするひだまりほーむ(鷲見製材)は8月19日、同社が2011年から続ける地域木育活動「ぼくらと森のかけはしプロジェクト」の一環として、2015年にタイムカプセルを埋めた当時の小学生らを中心に、他の年度の参加者も交えて10年ぶりとなる再会イベントを開いた。当日は17〜19歳までの高校生・大学生・社会人の10人とその保護者が参加した。
同プロジェクトは社会貢献活動(CSR)の一環として、同社が2011年から岐阜市近郊の小学生を対象に展開するもの。毎年約20人の小学生が参加。地元で体験学習をプロデュースするNPOと連携し、5〜7月の約1カ月半にわたり、森の散策や伐採・植樹体験、製材工場の見学、職人とともに箸の製作や販売、木の大切さを伝える方法を考えるワークショップ、成果発表会まで、全4回のプログラムを組んでいる。
森林林業の体験学習だけでなく、「自ら学ぶ姿勢」や「問題解決力」、「コミュニケーション力」実践型の教育の場となっている。20年以降は、岐阜県内外の小学校向けに出張授業を行うかたちで現在でも継続している。

2015年にプロジェクトへ参加した当時の小学生と、再会イベントを企画したひだまりほーむのスタッフ。10年ぶりの再会となった当日、ワークショップでは社会課題や将来の役割をテーマに活発な議論が交わされた
10年ぶりの再会とタイムカプセル
今回の再会イベントは、15年に実施された「10年後の自分に宛てた手紙」をタイムカプセルから取り出すという企画にあわせて企画されたもの。当時小学生だった子どもたちが、高校生、大学生、社会人に成長した姿で再会した。
イベント前半は、10年間の地域の森林・林業の変化を振り返りながら・・・この記事は新建ハウジング8月30日号4面(2025年8月30日発行)に掲載しています。
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