住友不動産（東京都新宿区）、住友不動産ハウジング（東京都新宿区）、東京電力エナジーパートナー（東京都中央区）、TEPCOホームテック（東京都墨田区）の4社は8月6日、住宅向け太陽光発電サービス「すみふ×エネカリ」の新商品化を目指し、超軽量・薄型太陽光パネルの実証実験を開始した。対象は東京都武蔵野市と千葉県成田市のモデルハウスで、施工性や耐久性、デザイン性、北面設置時の変換効率などを検証する。
従来、既存戸建て住宅では屋根の耐震補強や設置スペースの制約から太陽光導入が難しかった。軽量・薄型パネルの実用化が進めば、工事の負担を抑えながら導入の後押しが見込めるとして、2026年6月の商品化を視野に入れる。
「すみふ×エネカリ」は初期費用ゼロで太陽光発電設備と蓄電池を導入でき、修理や更新もサポートするサービス。すでに新築を中心に約4000件に導入されている。今後は既存住宅への普及を拡大し、将来的には集合住宅やビルへの展開も検討する。
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