LIXIL(東京都品川区)は、企業が排出するCO2「Scope2」を削減する取り組みの1つとして、軽量薄型太陽光パネルの自社工場への導入検証を開始する。
同社は、太陽光発電設備やオンサイトPPAなど、国内外の生産工場・事業所における再生可能エネルギーの導入を進めている。
ただし、従来の太陽光パネルだと重量が1㎡あたり14〜16kgあり、各事業所の屋根に設置するには耐荷重の課題があるため、設置できる拠点が限られていた。
そこで、軽量薄型太陽光パネルで耐荷重の課題を解決し、自社工場への導入実証をスタート。
今回、気象条件の異なる4工場(北海道岩見沢市「栗沢」、岩手県一関市「一関」、群馬県前橋市「粕川」、熊本県玉名郡「有明」)の壁面・屋根に導入し、地域差や設置場所・施工面の違いによる発電性能を比較し、本格的な実装に向けて安定的な発電・運用方法や施工方法を検討する。


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