瑞穂建設(群馬県渋川市)はこのほど、CLTパネル工法による新社屋を建設した。同社が加盟する日本CLT技術研究所(運営=ライフデザイン・カバヤ)の「LC-core構法」を採用し、2階では柱のない大空間を実現。群馬県内では初のLC-core構法採用事例となる。

瑞穂建設本社新社屋
新社屋は2階建てで延べ床面積800.19㎡。敷地面積が広かったことから、3.0×11.0mの大判CLTパネルを用いてパネルの枚数、施工手間を軽減してコストを抑制した。
使用したCLTは5層5プライで壁が120㎜厚、床は50㎜厚。全体のCLT使用量は162.55㎥だった。なお、設計・施工にあたっては国土交通省の2023年度および24年度CLT活用建築物等実証事業の採択を受けた。
室内は、CLTパネルや大断面集成材の梁をあらわし仕上げとし、木材本来の質感や香りを生かした。

2階会議室は開放的で機能的な空間を提供
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