地域の工務店と住まい手をつなぐ新たな試みとして「はままつ工務店博覧会」が6月、静岡県浜松市にある「Home HAMAMATSU(ホーム浜松)」で初めて開催された。建材販売などの鈴三材木店(同市)が、住宅情報の発信や暮らしのイベントなどを通じて地元工務店を支援する拠点として運営するホーム浜松に加盟する21社のうち、19社が参加。2日間で来場した延べ27組の家づくり検討者に対して、各社がそれぞれ自社の魅力や強みをアピールした。
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| 左:プレゼンを受け、「もっと詳しく話を聞いてみたい」と感じた工務店とは、個別に対話する機会も設けられた 右:初めて開催した「はままつ工務店博覧会」の様子。各社が家づくりや住まい手の家族への思いを語り、住宅の特徴などについて説明した。来場者は営業的な“圧”を感じないカジュアルな雰囲気の会場で、リラックスした様子で各社の話に耳を傾けていた |
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イベントは、1日目に10社、2日目に9社が登壇するプレゼンテーション形式で行った。各社の持ち時間は5分間で、自社の家づくりへのこだわりや思い、性能・デザインなど住宅の特徴について説明した。その後、プレゼンを受けた来場者には、それぞれが気になった3社と20分ずつ個別に対話できる機会が設けられた。
イベントを主催したホーム浜松のアドバイザー・鈴木寛子さんは「これまでの会場内に企業ブースがひしめき合う形の住宅系イベントは、営業的な“圧”が強めでブースに入るのをためらう人も多い」とし、「今回のイベントでは来場者が主体的に選べる“営業されない場”をつくりたかった。複数の工務店が一堂に会して公開プレゼンを行うスタイルは、カジュアルにいろいろな工務店の話を聞くことができ、さらに詳しく聞きたい工務店を自分で選ぶことができる。ブースを見て回る際に感じる独特の緊張感のない“来場者ファースト”の形にした」と話す。
一方で・・・
この記事は新建ハウジング7月30日号3面(2025年7月30日発行)に掲載しています。
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