スタジオ・チッタ、高価格帯×コスパ重視の2軸で成長目指す

スタジオ・チッタ（千葉市）は、生実ライフ・デザイン・ヴィレッジにフルオーダー住宅ブランド「アトリア」とセミオーダー住宅ブランド「フレームス」それぞれのモデルハウスを新築する。いずれも8月中には完成する予定だ。アトリアは4000万円前後の価格帯、フレームスは3000万円を下回るコスパ重視の商品の位置づけだ。特に同社としては初の試みとなるセミオーダー住宅は、価格高騰により厳しさを増す住宅市場のなかで、さらに実績を伸ばしていけるかを占う“試金石”となる。

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「OYUMI LIFE DESIGN Village」に新築するフルオーダー住宅ブランド「アトリア」のモデルハウスの完成イメージ

アトリアのモデルは木造2階建て・延べ床面積117.38㎡で、耐震等級3（許容応力度計算）、断熱等級6。近年、都市部で人気が高まっているプライバシーの確保と開放感のある暮らしを両立する2階リビングを採用しつつ、「住む人の心と目を癒す庭と緑から物理的な距離が離れ、同時に室内からの眺望が単調で殺風景になりがち」といった2階リビングの課題を解消するプランとなっている。リビングから続くバルコニーの面積を大きく取り、広いウッドデッキや土を入れたガーデンスペースを設置。「土に触れ、緑があふれる2階リビング」を提案する。

一方のフレームスのモデルは・・・

この記事は新建ハウジング7月30日号2面（2025年7月30日発行）に掲載しています。

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