AQ Group(埼玉県さいたま市)は、7月26日から8月31日まで、「つくろう!木育フェス2025~森と平和と、子どもたち~」(後援:農林水産省、埼玉県、さいたま市ほか)を本社および各住宅展示場などで開催する。参加費は無料。
「木育フェス」は、大工体験を通して木の素晴らしさや環境問題を学ぶSDGsイベント。3回目となる今回は「平和」をテーマに、次世代を担う子供たちへ講話やワークショップを通じて、地球環境と平和について学べるきっかけを提供する。
イベント初日の7月26日には全国一斉イベントを実施。埼玉大学教育学部・浅田茂裕教授による「木育授業」、本社屋建築の際に出た廃材を使った「廃材アートコンテスト」、大工仕事から匠の心を学ぶ「カンナ削り体験」など多彩なプログラムを予定している。
樹齢80年の丸太や建築木材も展示し、森が成熟期に入っていること、森林循環には木の積極的な活用が必要なことを伝えるコーナーも用意する。なお、本社の「オープニングイベント」「木育授業」「廃材アートコンテスト」はオンライン中継で全国の拠点に配信する。

昨年の本社イベントの様子
今年の「廃材アートコンテスト」のテーマは、「木といのちのアートコンテスト~廃材を活用して『へいわ』を表現~」。小学6年生以下の子どもたちが、それぞれの「へいわ」を廃材で表現する。受賞作品は10月発表予定。
同社は、積極的な木材活用で森林循環に貢献する一方、日本の災害やウクライナ紛争などに対する支援、募金活動にも尽力している。太平洋戦争終戦から80年の今年は、「子ども」「教育」「未来」と「平和」をキーワードに、木造建築企業ならではの「木育」を展開する。

昨年の「廃材アートコンテスト」金賞作品:小3以下の部「恐竜」(森澤みうなさん)
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